自社のWebサイトからの問い合わせが伸びず、頭を抱えている担当者は少なくありません。
本記事では、「訪問者数」と「転換率(CVR)」という2つの重要指標から、成果を出すための本質的なアプローチを整理しました。現状のサービスを活かしつつ、問い合わせ数を最大化させるための基本的な考え方と、すぐに実践できる具体的な施策を解説します。
効率的なWebサイト運用を実現し、ビジネスの成長を加速させましょう。
この記事でわかること
- 問い合わせ数を増やすための3つの軸
- アクセスを増やす具体的な施策
- 問い合わせ率を上げる具体的な施策
- サービスのブラッシュアップをする具体的な施策
目次
ホームページからの問い合わせを増やすための基本的な考え方
Webサイトからの問い合わせを増やすためには、ユーザーが辿るプロセスを「集客」「接客」「体験」という3つのフェーズに分けて考えることが重要です。
具体的には、以下の3つの軸に沿って施策を打つことで、問い合わせ数の最大化を狙います。
- アクセスを増やす:まずはサイトを見つけてもらう
- 問い合わせ率を上げる:サイト内での離脱を防ぎ、意欲を高める
- サービスのブラッシュアップ:問い合わせへの動機や安心感を作る
本記事で紹介する具体的な施策も、この3つのいずれかの課題を解決するためのものです。自社のサイトがどこでユーザーを逃しているのかを意識しながら、読み進めてみてください。
問い合わせを増やす具体的な施策【アクセスを増やす】
問い合わせ数を増やすためにはアクセス数が必要です。問い合わせ率が高い水準でも、アクセス数が足りていなければ、十分な問い合わせ数を確保できません。
まずはユーザーからのアクセスを増やす方法を見ていきましょう。
SEO対策
SEO対策は、Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードを検索する際に自社のサイトを上位表示させる手法です。
SEO対策では、検索エンジンから理解されやすいよう、自社のサイトを最適化します。くわえて、検索するユーザーが求める情報を適切に提供するコンテンツづくりも大切です。
SEO対策の施策の一つとしてコンテンツマーケティングがあります。ユーザーの悩みを解決するコンテンツを提供することで、長期的なアクセスアップが見込めます。
SNS運用
SNSを活用して自社のコンテンツを共有・発信することは、アクセスや問い合わせを増やすうえで有効です。
X(旧Twitter)やFacebook、Instagramなどの主要なSNSにおいて、自社のコンテンツを利用するユーザーの属性と似たフォロワーを増やすことで、投稿に興味を持ったユーザーからのアクセスが見込めます。
なお、SNS運用は成功した場合に大きなリターンが期待できるものの、定期的な投稿を続ける必要があり、効果が出るまでに時間もかかります。SNSからの流入を狙うなら各SNSの特徴を理解したうえで中長期的な運用が求められるでしょう。
Web広告の掲載
Google広告やYahoo広告から出稿できるWeb広告を運用することも効果的です。Web広告にはいくつか種類がありますが、代表的なものとしては下記の広告があげられます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- ショッピング広告
- YouTube広告
- SNS広告
そのなかでもリスティング広告やショッピング広告といった運用型広告は、ターゲティングを細かく設定できるため顕在層の集客がしやすいのが特徴です。自社サイトのユーザーに近い属性を設定することで、広告配信によるアクセス数の増加だけでなくCV率の向上にもつながります。
ほかにも特定のメディアの広告枠を買い取る純広告や人気メディアのコンテンツとして発信できる記事広告でも、認知拡大によるアクセス数増加を期待できます。
マス広告・交通広告の活用
テレビやラジオ、新聞、雑誌といったマスメディアへの広告出稿も、自社サイトのアクセスを増やすために有効です。ほかにもタクシーやバス・電車といった交通機関に広告を掲載する方法もあります。
特にテレビ広告は、一度に多くの人に発信できるため、内容次第では瞬間的なアクセス増加が見込めます。マス広告を活用するのであれば、認知拡大を目的にエリアマーケティング施策として取り組むと良いでしょう。
ただしWeb広告と比べて1回の掲載にかかる費用は大きくなりやすいです。特にテレビ広告は数百万円以上かかるケースも珍しくないため、予算に余裕のある企業向けの施策といえます。
プレスリリースの配信
プレスリリースとは、企業が報道機関や関係者に対して発信する資料です。新サービスや重要なイベント、業績などを発表するために用いられます。規模の大きなメディアに掲載されれば、自社サイトへの流入が期待できるでしょう。
また、掲載されたメディアからのリンクも獲得できるため、SEOにおいてもプラスの効果があります。
ポータルサイトへの登録
ポータルサイトとは、特定の業種や地域の情報をまとめたサイトのことを指します。「食べログ」や「エキテン」などが代表例です。ポータルサイト内で情報収集する人の集客を促します。
また、ポータルサイトは「業種×エリア」といったキーワード検索で上位表示されやすいため、検索エンジン⇒ポータルサイト⇒自社サイトといった経路で自社サイトへのアクセス増加を狙うことも可能です。
問い合わせを増やす具体的な施策【問い合わせ率を上げる】
問い合わせ数を増やすには、アクセス数に対する問い合わせの割合も大切です。アクセス数は伸びているものの問い合わせが少ない場合、問い合わせフォームや導線設計に問題がある可能性が考えられます。
ここからは、問い合わせ率を上げるための具体的な施策を見ていきましょう。
問い合わせまでの導線の見直し
問い合わせ率を上げるためには、ユーザーがサイトにアクセスしてから問い合わせを行うまでの導線を見直しましょう。問い合わせ先の導線が複雑だと、サイトに訪問したユーザーが離脱する原因となります。
導線の見直しを行う際は、問い合わせを目的にアクセスしたユーザーが、「どこに問い合わせをしたらいいのか?」が直感的に分かるよう、見やすいレイアウトに変更したり、誘導文を設置したりしましょう。
ほかにも、問い合わせまでの過程が最小限になるよう、ページ単位で設計することも重要です。
問い合わせフォームの最適化(EFO)
アクセス数に対して問い合わせ数が低い場合、入力フォームに問題がある可能性があります。入力フォームの最適化は「EFO」と呼び、Webマーケティングにおいてもコンバージョン率(CVR)に関わる重要な施策とされています。
入力フォームは直接問い合わせにつながるページであるため、改善すれば問い合わせ率の改善が見込めるでしょう。EFOを実施する際には、入力項目を減らす、所要時間を表示するなどして、途中離脱を防ぐ施策が有効です。
電話問い合わせの導線の追加
電話で問い合わせができると入力フォームに記入する手間が省けるため、緊急性の高いユーザーの利便性が高くなります。ユーザーの悩みをリアルタイムで直接解決できるため、顧客満足度やCV率の向上にもつながるでしょう。
ほかにもインターネットを使い慣れていないユーザーの問い合わせのハードルを下げて問い合わせにつなげることも可能です。また、電話番号を開示することで、自社の信頼性を高める効果もあります。
コピーのブラッシュアップ
知ってほしい情報を端的に伝えるため、キャッチコピーや文章を見直しましょう。分かりづらい表現がある場合、誰でも意味の分かるような内容に変えることで、商品やサービスの魅力が正しく伝えられるようになります。
コピーをブラッシュアップする際は利用するユーザーの目線で確認することが大切です。一度サイト内のコピーや文章を見直してみて、修正すべき箇所がないかチェックしてみましょう。
CTAの改善
問い合わせページへ遷移させるCTAのデザインや配置を見直すことも効果的です。たとえば、サイドバーなどサイト内にあるどのページからでもアクセスできるようにCTAを設置すれば、ユーザーはほかのページを経由せず直接問い合わせページにアクセスできます。
また、画像を用いることでCTAを視覚的にアピールでき、導入文も含めるとユーザーへクリックを促すことができます。
UI/UXの改善
操作性や視認性が悪いサイトは、ユーザーにストレスを与え、離脱を招く要因となります。
文字情報を詰め込みすぎず、ユーザーの視線の流れに沿って適切に要素を配置することで、スムーズに内容を理解してもらえるようになります。
また、モバイル特有の視覚体験への配慮も欠かせません。縦スクロールを前提とした情報配置や、誤操作を防ぐタップしやすいボタン間隔の確保を徹底しましょう。
併せて、画像やコードの最適化によって読み込み時間を短縮し、ストレスのない閲覧環境を整えることで、問い合わせまで自然に誘導しやすくなります。
企業・サイトの信頼性の提示
ユーザーが安心して問い合わせを行うには、サイトの信頼性を高めることが不可欠です。
顔の見えないWebサイトでは、わずかな不明点や不安が離脱に直結します。特に、初めて接触するユーザーは警戒心が強い状態にあるため、心理的な安全性を提示して問い合わせを後押ししましょう。
具体的な施策としては、以下の内容が効果的です。
- 顧客の声や導入事例を顔写真や具体的なデータと共に掲載する
- 第三者機関からの受賞歴やメディア掲載実績を示す
- 企業の所在地や代表者の情報、プライバシーポリシーなどを記載する
- 「入力情報は第三者に共有されません」などのプライバシー表記を追加する
こうした情報を積み上げることで、問い合わせへの心理的ハードルを下げられます。
Web接客ツールの導入
Web接客ツールは、サイト上で顧客とのコミュニケーションを強化し、顧客サポートを改善するためのツールです。
ポップアップやチャットボット機能も有しており、迅速な対応や適切な回答を提供したいときにも役立ちます。ユーザーがリアルタイムで疑問を解決できるほか、問い合わせページにも遷移させられるため、問い合わせの増加も期待できるでしょう。
また、A/Bテストをすることで、問い合わせ率アップのPDCAを回すことも可能です。
弊社が提供しているTETORIは、機能性と操作性を両立させたWeb接客ツールです。サポート体制も充実しているため、はじめてツールを導入する方でも運用しやすいでしょう。無料のトライアルもありますので、まずはお気軽にご相談ください。

すべての機能が利用できる無料トライアルが可能です。
ぜひご利用ください。
問い合わせを増やす具体的な施策【サービスのブラッシュアップ】
ユーザーが問い合わせをためらう要因は、「自分に合うか分からない」「手間がかかりそう」といった心理的ハードルです。これらを解消するには、ウェブサイト上の文言だけでなく、サービス提供の流れや提示方法をブラッシュアップする必要があります。
ここからは、ユーザーの不安を取り除き、スムーズな意思決定を促すための施策を解説します。
利用開始までのステップの見える化
「問い合わせをしたあと、どのような流れで進むのか分からない」という状態では、ユーザーはアクションをためらう可能性があります。そのため、導入までのプロセスを具体的に可視化し、先の展開をつかめる状態をつくることが重要です。
例えば、問い合わせから利用開始までの流れを図解し、各ステップでの所要時間や必要な準備を明示すると効果的です。さらに、導入前に必要なものを「チェックリスト」として提供すれば、「自分でも無理なく進められそうだ」という安心感を与えられます。
プロセスが明確になればユーザーの不安は軽減され、問い合わせを後押しできます。
問い合わせから利用開始までのプロセスの改善
ユーザーが問い合わせを迷う要因の一つに、「問い合わせた後、利用開始までに手間や時間がかかりそうだ」という心理的なハードルがあります。
この懸念を払拭するには、実際のユーザー体験(UX)を起点に、申し込み前後の工程を徹底的にシンプルにすることが重要です。
たとえば、「問い合わせ→後日の日程調整→ヒアリング→契約→利用開始」といったフローでは、何度も連絡を待ったり、同じ情報を入力したりする手間が発生します。これでは、問い合わせボタンを押す前に離脱されてしまう可能性があります。
そこで、工程を統合して簡素化するだけでなく、ユーザー側の実作業を最小限に抑える工夫が必要です。
日程調整ツール「VIVIT LINK(ビビットリンク)」の「フォームリレー機能」を活用すれば、問い合わせ完了画面(サンクスページ)に日程調整フォームを直接表示できます。ユーザーが進むべき工程を省略できるため、心理的ハードルを下げられます。
また、企業にとっても、ユーザーの熱量が最も高い瞬間に、そのままスムーズに予約完了までつなげられるため、商談化率の向上も期待できます。
無料トライアルやお試し購入の導入
ユーザーの不安を払拭するには、無料トライアルや簡易版のお試し購入を用意し、リスクなしで試せる環境を整えることが効果的です。
事前に体験できれば判断材料が増えるため、「まずは問い合わせてみよう」というポジティブな行動に移しやすくなります。
さらに返金保証や初期費用の無料化など、金銭的なリスクを下げる仕組みを組み合わせれば、問い合わせに対する心理的ハードルを最小限に抑えられます。
料金・プランの見直し
サービスのラインナップが分かりづらいと、ユーザーは自分に最適なプランがどれかを判断できず、問い合わせをためらってしまいます。
利用シーンに合わせたプランを再整理し、ユーザーの選びやすさを高めましょう。例えば、プランを3つに集約し、複雑なオプションはパッケージ化して提示する方法が有効です。
一方で、支払い方法は月額制や単発など複数の選択肢を用意し、検討しやすいようにします。「おすすめ診断チャート」などで自分に合うプランを可視化すれば、ユーザーは納得感を持ってお問い合わせへ進められるでしょう。
初回サポート・FAQの強化
問い合わせを増やすには、充実した初回サポートやFAQを提示し、「導入後も安心して使い続けられる環境」を可視化することが有効です。
検討段階のユーザーにとって、FAQやサポート情報の不足は「利用開始後につまずいても助けてもらえないのでは?」という不安につながる可能性があります。あらかじめ、よくある質問や初期設定のポイントを体系的に整理して公開しておくことで、「利用後の疑問もすぐに解決できる」という安心感を与えられます。
手厚いフォロー体制をサイト上でアピールすることで、最終的な「まずは相談してみよう」というアクションの後押しにつながります。
実績や事例・ユーザーの体験談の充実
問い合わせを増やすには、ユーザーが「サービス導入後の自社の姿」をイメージできる工夫が欠かせません。導入実績を充実させ、利用前後の変化や成果を具体的に示しましょう。
業種やシーンごとの成功パターン、実際の数値、ユーザーの体験談を提示すると、読者は自身の状況に重ねて検討しやすくなります。
また、実績の公開は企業への信頼獲得にも直結するため、ユーザーの不安を払拭し、コンバージョンへの心理的ハードルを下げる効果が期待できます。
問い合わせを増やすにはTETORIがおすすめ
問い合わせ数は、最終的な売上や成果に直結する重要な指標です。問い合わせ数を最大化させるためには、アクセス数と問い合わせ率の向上、そして「ここで相談したい」と思わせるサービス体験の提供という3つの軸を、バランスよく改善していくことが欠かせません。
ユーザー一人ひとりに合わせた最適なアプローチを行い、効率よく問い合わせ数を増やすには、Web接客ツール「TETORI」の導入がおすすめです。ユーザー分析からポップアップ、チャットボットまで、サイト改善に必要な機能を月額1万円から手軽に活用でき、無料トライアルも実施しています。
また、問い合わせ後の商談化率を高め、ユーザーの利便性をさらに向上させたい場合には、日程調整ツール「VIVIT LINK(ビビットリンク)」もおすすめです。問い合わせ完了画面でシームレスに日程調整を促すことで、ユーザーの熱量が高いまま次のアクションへと繋げることが可能です。
「問い合わせを増やし、成果につなげたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ後の商談化率を高めるなら日程調整ツール「 VIVIT LINK」