直帰率が高いページは改善が必要かというと、一概にそうともいえません。
ユーザーが直帰する理由には、次のように、さまざまなものがあります。
- タイトルとページ内容が違う
- 次のページへの動線がない
- コンテンツがユーザーのニーズを満たしていない
- 読み込み速度が遅い
- スマートフォンに対応していない
- 1ページのみで検索行動が完了した
一番下の原因に注目してください。これは、
閲覧したページで検索ニーズが満たされ、検索行動が完了した可能性が高く、ブラウザバックもされていない
と予想できます。流入を多く獲得している検索順位1位のコラムでも、直帰率が90%を超えるのはよくあることです。
先ほどご紹介したサイトタイプ別の直帰率も参考にしながら、ページの特性を考えて改善を判断すると良いでしょう。トップページがサイトの入り口で、複数ページを閲覧してもらいたいのに明らかに直帰率が高く、滞在時間も短いといった特徴を見つけた場合は改善に着手するのがおすすめです。