直帰率とは?離脱率との違い、WEBサイトごとの平均や改善方法について

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直帰率は、Webページに訪問したユーザーが、訪問したページだけを見て離脱した割合を示す指標です。直帰率は、Webサイトのアクセス解析において非常に重要な指標の一つですが、どの程度の値が適正なのか、さらにどのように改善したらよいかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、直帰率の概要、離脱率との違い、直帰率の目安、直帰率の改善方法を解説します。Webマーケティング初心者の方をはじめ、Webサイト運用ご担当者様はぜひご覧ください。

直帰率とは?離脱率との違い、WEBサイトごとの平均や改善方法について

直帰率とは

直帰率とは
直帰率とは、サイトに訪問したユーザーが1ページだけ閲覧してそのまま離脱した割合を指します。なお離脱とは、ページ閲覧の終了や他サイトへ遷移する行動のことです。

サイト全体あるいは各ページの直帰率を解析することで、抱えている問題に気づける場合があります。直帰率の確認方法、離脱率との違い、SEOへの影響について見ていきましょう。

Googleアナリティクスにおける直帰率

Googleアナリティクスで各ページの直帰率を確認する方法を解説します。Googleアナリティクスにアクセスし以下の操作を行うことで直帰率が確認できます。

ページ:行動→サイトコンテンツ→すべてのページ

「すべてのページ」レポートでは各ページの直帰率を確認できます。表示されたデータ一覧の中に直帰率の項目があり、最上位に表示される数値が全ページの平均直帰率、その下にページごとの直帰率が表示されます。

また、直帰率は次の計算式で算出されます。
直帰率=直帰数÷セッション数×100
例えば、あるページのセッション数が250で、直帰数が30の場合は、30÷250×100=12%が直帰率となります。

直帰率と離脱率の違い

直帰率と似た指標に「離脱率」があります。離脱率とは、あるページが閲覧された回数に対し離脱が起きた割合のことです。

直帰率はランディングページだけで離脱した割合なので流入数をベースに算出しますが、離脱率は閲覧数(PV数)がベースになります。

例えば、以下のようなセッションが発生した場合、1・2はページCの離脱率が上がり、3はページAの直帰率と離脱率が上がります。
  1. ページ A > ページ B > ページ C > 離脱
  2. ページ B > ページ A > ページ C > 離脱
  3. ページ A > 離脱

SEOに与える直帰率の影響

Googleは以前から度々「直帰率などのユーザー行動は検索結果に影響しない」と公式にアナウンスしていました。しかし、直帰率・離脱率・クリック率などのユーザー行動は検索順位と強い相関関係にあることから、「実際は少なからず影響がある」といった考え方が一般的です。

目安より直帰率が著しく高い場合は、何かしらの原因でユーザーにストレスを与えている可能性が高いです。この場合、結果的に検索順位に悪影響が及びます。仮に現在は直接的な影響がなくとも、今後直帰率が影響する範囲が変わることも考えられるので、早い段階から改善に取り組み始めたほうが良いでしょう。

業界ごとの平均的な直帰率の目安

自社メディアの直帰率が相場と比較して高いか低いかわからないと感じる方も多いでしょう。

ここでは直帰率を判断するひとつの目安として、米国のデジタルマーケティング会社であるCXL社が調査した業界・業種別の直帰率平均値を紹介します。

直帰率は業界・業種のほか、サイトの種類によっても平均が異なるため、あくまでも参考値としてご覧ください。
カテゴリ平均直帰率
飲食65.62%
サイエンス62.24%
参照記事59.57%
協会、団体58.75%
ペット・動物58.04%
ニュース57.93%
アート・エンターテインメント56.52%
本・文献56.04%
美容・フィットネス系55.86%
住まい・庭55.73%
法律・政府55.06%
コンピュータ・電子54.54%
趣味・レジャー54.04%
インターネット・通信53.59%
自動車・バイク51.96%
金融51.71%
スポーツ51.12%
旅行50.65%
ビジネス・産業50.59%
就職・教育49.34%
オンラインコミュニティ46.98%
ゲーム46.70%
ショッピング45.68%
不動産44.50%
参照:BENCHMARK BOUNCE RATE BY INDUSTRY

最も直帰率が高いのが飲食業界です。ユーザーが飲食店サイトを訪問する主な目的は店舗の詳細情報を知ることなので、必要な情報ページだけをチェックしてすぐに離脱するユーザーが多いと推測できます。

対して、ショッピング(ECサイト)や不動産情報サイトなどは、訪れたユーザーがサイト内を回遊するように構成されているため、直帰率は低くなっています。

ユーザーの目的が1ページで達成できるようなサイトほど直帰率が高く、サイト内を回遊することで目的達成ができるサイトは直帰率が低い傾向にあります。

直帰率が低すぎる・高すぎる原因

直帰率が低すぎる・高すぎる原因
直帰率が平均と比較して低すぎる、あるいは高すぎるといった場合は何かしら問題があると考えられます。

結果(数値)には必ずその要因が潜んでいます。数値をいかに読み解くかが改善に向けた一歩です。直帰率が低すぎる原因および、高すぎる原因について詳しく解説します。

直帰率が低すぎる原因

直帰率は低いに越したことはありませんが、極端に低すぎる場合は何かしら問題があると疑うべきです。具体的には、直帰率が20%以下の場合は直帰率が正しく計測されていない可能性があります。

直帰率が低すぎる主な原因は「Googleアナリティクスタグの重複」です。同一プロパティIDのGoogleアナリティクスタグは、1ページにつき1つだけ設置されますが、何かの拍子で複数設置されることがあります。

するとユーザーがページに訪問した場合、2ページと計測されるため実際は直帰しても、Googleアナリティクスは直帰していないと判断し、その結果異常に直帰率が低くなってしまうのです。

よくあるケースとして、イベントトラッキングの計測設定不備があります。イベントトラッキングを行っていて直帰率が極端に低く表示される場合は、計測設定を確認しましょう。

直帰率が高すぎる原因

直帰率が70%など極端に高い場合は、ページ構成やサイト自体に問題があると考えられます。
例えば、以下のようなケースです。
  • 読み込み速度が遅いなど動作が重い
  • 広告バナーが多く内容が見づらい
  • タイトルと内容が合っていない
  • 内部リンクや関連記事など回遊させる設計がされていない
こうしたサイトやページは、訪問したユーザーの不満を高め直帰に繋がります。Googleアナリティクスを使いサイト全体の直帰率とページ毎の直帰率を確認し、全体的に直帰率が高いのか、もしくは特定ページの直帰率が高いのかをチェックしましょう。

各ページの直帰率にばらつきがある場合は、直帰率が高いページでグループ分けし、そのページに共通していることがないか検証します。例えば、「メルマガから流入したユーザーは直帰率が高い傾向にある」などの仮説が導き出されるはずです。

直帰率を改善する方法

直帰率を改善する方法
直帰率が高い場合の改善方法は主に5つあります。
  1. コンテンツとキーワードを一致させる
  2. ページのファーストビューを魅力的にする
  3. CTAを設定する
  4. ページの読み込み速度を早くする
  5. 内部リンクを適切な位置に配置する
それぞれの改善方法を詳しく解説します。

コンテンツとキーワードを一致させる

コンテンツとキーワードを一致させることで直帰率が改善します。ランディングページなどで起こりがちなのが、ページ内にあれもこれも情報を盛り込んだ結果、結局何が言いたいかわからないページになることです。

例えば、以下のようなページです。
  • メリットばかりが羅列されている
  • サイトのテーマとサービス(商品)に一貫性がない
ターゲット・ペルソナが設定されていない場合、このようなページになる可能性が高いです。

想定ユーザーはどのような悩みを持ち、どういったキーワードでサイトに訪問するか、悩みに対してどういったコンテンツを提供すべきか、といったコンセプトを明確にすることで、ユーザーの心を掴め、直帰率が改善します。

ページのファーストビューを魅力的にする

ファーストビューとは、ウェブサイトにアクセスした際、スクロールせずに目に入る部分のことです。

ファーストビューはサイトやページの印象を決める重要な役割を持ちます。ユーザーはファーストビューで「自分には関係のないサイト(ページ)だ」と判断すれば、即座に離脱してしまいます。

一般的にファーストビューでの離脱率は70%ほどと言われています。さらに特定のサービス(商品)を販売するランディングページなどの場合、90%になることも珍しくありません。

ファーストビューを魅力的な内容に改善しユーザーの心を掴むことができれば、サービス(商品)のコンバージョンにもつながります。ファーストビューの改善はサイト全体に影響するため、積極的に取り組みたいポイントです。

CTAを設定する

CTAとは「Call To Action」の略で、会員登録・商品購入・申込みなどユーザーの行動を促すボタンやリンクのことです。CTAが適切な位置に配置されていなければ、ユーザーは何もしないまま離脱する可能性が高く、直帰率も上昇してしまいます。

ページ内容に合わせて適切にCTAを設置すれば、クリックが発生するため直帰率が改善しますし、何よりコンバージョン向上に繋がります。

ただし、CTAはただ配置するだけではクリックにつながらず、無闇にCTAを配置していると、ユーザーが嫌悪感を抱き離脱する可能性もあります。ポイントとなる箇所に自然な形でCTAを配置しましょう。

ページの読み込み速度を早くする

ページの読み込み速度を早めることで直帰率を下げることが可能です。

Googleの調査によれば、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、5秒で90%、6秒で106%、10秒になると123%と増加することがわかっています。

特に昨今はスマホユーザーが増えたことで、移動時間中などスキマ時間にウェブサイトを見る方も少なくありません。スマホユーザーにとってページの読み込みの遅さは、ストレスを感じる要因の一つです。

具体的なページを読み込み速度の改善方法としては、以下があります。
  • 使用中画像を圧縮し負荷を軽減させる
  • 業務サーバーの容量を増やす
  • サーバーの台数を増やす

内部リンクを適切な位置に配置する

ページ中の適切な内部リンクは、サイトを回遊させるための導線強化につながります。

ユーザーは、ある疑問や知りたいことがあってサイトに訪問していますが、それ以外の疑問を抱えている場合も少なくありません。こういったユーザーに向けて関連性の高い記事を紹介してリンクを設置することで回遊を促します。

ただし、内部リンクの貼りすぎは逆効果を招くこともあります。ユーザー視点に立ち、ユーザーがどのような悩みを抱えていて、どのような記事を紹介すればクリックしてもらえるかを考えることが重要です。

Webサイトの直帰率を解析・改善しよう

本記事では、直帰率とはなにか、離脱率との違い、具体的な直帰率の改善方法まで解説してきました。ファーストビューの見直しやCTAの設置などの具体的な施策実行により、直帰率を下げることが可能です。

しかしながら、一つひとつのWebページの直帰率を確認し、施策を展開していくことは容易ではありません。効率的に直帰率を下げたい、サイト解析の時間・手間を軽減したいという場合は「TETORI(テトリ)」の利用がおすすめです。

TETORI(テトリ)は、サイトに訪れたユーザーに対して、パーソナライズされた案内ができるWeb接客ツールです。例えば、サイトに初めて訪れた人には初心者向けのコンテンツを案内、リピーター向けには過去のサイト閲覧ページ履歴よりそのユーザーの趣味嗜好に合ったコンテンツを案内するなど、個々のユーザーに最適な案内ができるため、直帰率の改善に役立ちます。

月額1万円から利用でき、1ヶ月は無料のお試し期間もありますので、ご興味があればお気軽にご相談ください。
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