TETORI

直帰率の改善方法とは?すぐできる具体的な方法を紹介

  1. Home
  2. コラム
  3. 直帰率
  4. 直帰率 改善
「直帰率を改善したいけれど、何から始めればいいのか?」とお悩みではないでしょうか。この記事では、直帰率を改善するための具体的な方法をお伝えします。

さらに「どのページを優先して直帰率を改善するべきなのか」を決める際の判断基準についても解説します。サイトの直帰率を改善し、コンバージョンにつなげるためにお役立てください。

「そもそも直帰率が何かいまいちわからない」「どの程度が適正値なのかわからない」という方は、下記の記事をご一読ください。

直帰率の改善方法とは?すぐできる具体的な方法を紹介

直帰率を改善すべきページとは?

直帰率を改善すべきページとは?
直帰率が高いページを手当り次第に改善しても、コンバージョンの増加にはつながりにくいです。ここでは優先して直帰率を改善すべき、2種類のページについて解説します。

直帰率が高くコンバージョン率も高いページ

直帰率が高くコンバージョン率も高いページは、優先して直帰率を改善しましょう。コンバージョン率が高いのであれば、直帰率の改善により、さらなるコンバージョンの増加を見込めるからです。

ただし、コンバージョンを狙うランディングページでは、他のページへの流出をなるべく避けるため、内部リンクは増やさないようにしましょう。

直帰率を改善するには「申込みページ」や「入力情報の確認ページ」などへのリンクを増やします。これらのリンクを増して直帰率が改善されると、売上アップに直結します。そのため最優先で着手し、時間と労力をかけて取り組む価値があるといえます。

直帰率が高く滞在時間が短いページ

直帰率が高く滞在時間が短いページも、優先して直帰率を改善しましょう。訪れたユーザーがすぐに離脱しているということは、ユーザーのニーズに応えられていない可能性が高いからです。

直帰率が高かったとしても、滞在時間が長ければ、改善しなくてよい場合もあります。ユーザーがそのページを読んだ結果、ほしい情報を見つけて目的を達成し、満足してページを離れたのかもしれません。

しかし、滞在時間が極端に短い場合は、ユーザーがほしい情報を見つけたとは考えにくいため、直帰率の改善が必要なページだと判断できます。直帰率や滞在時間といった指標はGoogleアナリティクスで確認できるので、アナリティクスを活用して優先して改善するべきページを探し出しましょう。

直帰率の改善にはユーザー心理の理解が不可欠

直帰率改善のために、どのようにページを修正するかを決めるには、ユーザーの理解が欠かせません。具体的な施策に取り組む前に「ユーザーはどんな人で何を知りたいのか」を想像してみましょう。

そのために使えるのが、Googleアナリティクスのデータです。どんな属性のユーザーの割合が多いのか、性別や年齢別の推定割合を、簡単に確認できます。検索キーワードを調べることで、ユーザーが知りたい情報も推測できます。

ページへの流入元のデータも参考になります。特定の外部サイトからの流入が多い場合、流入元のサイトをよく読めば、ユーザーがどんな情報を求めて自社サイトのページを訪れているのか、想像できるでしょう。ユーザーの目的がわかれば、どういった修正をすればページの直帰率を改善できそうか、方針が決められます。

高い直帰率を下げるポイント

高い直帰率を下げるポイント
ユーザーの心理が想像できたら、ページの修正に取り掛かりましょう。ここでは直帰率を改善するためのポイントを5つ紹介します。自社サイトページの改善に必要だと思われる対策から、順番に試してみてください。

タイトルや使用するキーワードとコンテンツ内容を一致させる

直帰率を改善するには、ページにアクセスしたユーザーの期待を裏切らないことが大切です。具体的には「検索からの流入を狙っているキーワード」や「ページのタイトル」を、コンテンツの内容と一致させましょう

たとえば「ワイヤレスイヤホンのおすすめ5選」というタイトルのページであれば、狙っているキーワードは「ワイヤレスイヤホン おすすめ」でしょう。そして、このキーワードで検索してページにアクセスした人は「おすすめのワイヤレスイヤホンを知りたい」と思っているはずです。

にもかかわらず、コンテンツが「いま流行している楽曲」についての話題ばかりだとしたら、ニーズ違いでアクセスした人はがっかりして、すぐに離脱してしまうことが予想できます。直帰を防ぐためには、狙うキーワードやタイトルと一致した記事を用意して、記事を読み進めてもらう必要があります。

ファーストビューにこだわる

直帰率を改善するには、ファーストビューにこだわりましょう。ファーストビューとは、ページを開いたときに最初に表示される画面のことです。ページを訪れた人は、ファーストビューを見て続きを読むかを判断するため、ファーストビューは非常に重要なのです。

ファーストビューでは、コンテンツの内容を端的に伝えて「自分がほしい情報がこのページにありそうだ」と、ユーザーに思ってもらうことを意識しましょう。目を引く画像を配置するのも効果的です。

ただし、ファーストビューで多くの情報を伝えようとしすぎて、ゴチャゴチャした印象を与えてしまうと逆効果になります。「読みやすそうなページだな」と感じてもらえるように、盛り込む情報を絞って、シンプルに伝えましょう。

内部リンクで別ページへの移動を促す

直帰率を改善したいページには、内部リンクを設置して別ページへの移動を促しましょう。どんなにコンテンツが良くても、内部リンクがなければサイトを離れるしかないため、直帰率は高くなってしまうからです。

「別記事に移動されると、SEOの観点からマイナスに評価されるのでは」と思われるかもしれませんが、記事中で何かしらのアクションをユーザーが取ることはむしろプラスに働きます。

リンク先のページは、ユーザーが興味を持ちそうなページにすることが大切です。

コンテンツ自体の質を見直す

コンテンツ自体の質を見直すことも、直帰率の改善につながります。ユーザーにとって必要な情報が抜けていたり、不必要な情報が多すぎたりしないか、客観的にチェックしましょう。

コンテンツを見直す際には、ビジュアル面にも注意が必要です。書いてある内容は良くても、「もっと読みたい」と感じてもらえる見た目でないと、離脱されてしまうおそれがあります。画像や動画をたくさん盛り込んで、文字ばかりにならないように気をつけることで、記事を読み進めてもらいやすくなるでしょう。

ユーザビリティを高めストレスを減らす

直帰率を改善するためには、ユーザビリティを高めて、ユーザーのストレスを減らすことも大切です。「使いにくいサイトだな」と思われてしまうと、コンテンツが良くても離脱されてしまうからです。

現在ではスマートフォンでWebサイトを閲覧する人が多いため、スマートフォンに対応した画面表示をすることは必須です。「リンクやボタンが小さすぎてタップしにくい」などの問題がないか、実際にスマートフォンからアクセスして確認するとよいでしょう。

ページの表示速度が遅いと、表示される前に離脱されてしまう可能性があります。表示速度をできるだけ早くするために、画像のファイルサイズをできるだけ小さくするなどの対策をしておきましょう。

サイトの直帰率を改善しよう

今回はサイトの直帰率を改善する方法をお伝えしました。まずは「コンバージョン率が高いページ」や「滞在時間が短いページ」から優先して、改善を進めましょう。どの改善方法が有効かは、試してみないとわからない部分もあるので、実践して効果を見極めることが大切です。

直帰率や離脱率を改善するには、離脱防止ツールのTETORI(テトリ)を利用するのもおすすめです。ユーザーがページを離れようとした際にポップアップが表示され、離脱を防ぐ効果が見込めます。無料で試せるので、ご興味があればお気軽にご相談ください。