TETORI

ランディングページ(LP)の直帰率を改善する方法を紹介

  1. Home
  2. コラム
  3. ランディングページ 直帰率
ランディングページ(LP)の直帰率を改善する方法を紹介
更新日
「ランディングページの直帰率が高い!すぐに改善しなければ」と考えてはいないでしょうか?実をいえば、ランディングページの直帰率は高くても問題があるとは限りません。

この記事では、ランディングページの直帰率が高くなりがちな理由を解説したうえで、直帰率を改善するための具体的な方法を解説します。ランディングページからのコンバージョンを増やすためのヒントが満載なので、ぜひ最後までお読みください。

「そもそも直帰率が何かいまいちわからない」という方は、下記の記事をご一読ください。

ランディングページの直帰率の平均・適正値とは

この記事で言及するランディングページの直帰率とは「広告からページを訪れたけれど、他のページに移動せずに離脱したユーザーの割合」です。ランディングページとサイト内の他のページとを比べた場合、ランディングページの直帰率の方が高いのは当然といえます。まずはこのことを知っておきましょう。

ランディングページの直帰率については、概ね60%~90%と言われています。ただ、商材や広告を出稿しているキーワードによっても大きく変動するため、ランディングページの目的や用途によって適正値は変わるため、平均値自体にはあまり意味がありません。ランディングページの直帰率は、他社サイトの数字と比べるためではなく、同じページの過去のデータと比較するために利用しましょう。

ランディングページの直帰率が高い理由

ランディングページの直帰率が高い理由
ランディングページの直帰率が高いのは、以下の2つの理由があるからです。
  1. 広告からの流入なのでユーザーの関心が低い
  2. コンバージョンか離脱しか選択肢がない
まず広告からの流入では、ユーザーの関心が一般的に低いため、簡単にページを離脱されてしまいます。ユーザーはたまたま広告を目にしてクリックしただけなので「この情報が知りたい」という明確な目的を持っていない場合が多いのです。この点が、ユーザーが積極的に情報を探している「検索からの流入」とは大きく違います。

またランディングページでは、コンバージョン率を高めるために、他のページへのリンクをなるべく設置しないのが一般的です。するとページを訪れたユーザーは「コンバージョンするか、もしくは離脱するか」のどちらかしか選べません。そのため、サイト内を気軽に移動できる他のページよりも、直帰率が高くなるのは当然なのです。

ランディングページの直帰率を下げCVRを高める工夫

ランディングページの直帰率を下げCVRを高める工夫
ランディングページの直帰率を下げることは、CVR(コンバージョン率)の向上に直結します。ここでは直帰率を下げるための具体的な方法を5つ紹介します。CVRを高めるために、ぜひ試してみてください。

ページと関連性が高いキーワードで広告を出稿する

広告を出稿する際には、ページと関連性が高いキーワードを選びましょう。訪れたユーザーのニーズとランディングページの内容にズレがあれば、コンバージョンは期待しにくいからです。

たとえば「腹筋マシン」を売るためのランディングページを考えます。この場合「筋トレ 腹筋」というキーワードで広告を出稿すれば「腹筋を鍛えたい」というユーザーのニーズと合っているため、コンバージョンしやすいでしょう。

一方で「ダイエット サプリ」のキーワードで広告を出稿しても、広告はクリックされにくく、コンバージョンもしにくいでしょう。ユーザーのニーズは「サプリを飲んでダイエットしたい」だと思われるので、腹筋マシンとはズレているからです。

このように、ランディングページの直帰率を改善するには、広告を出稿するキーワードの選定が重要なのです。

広告コピー・バナーの訴求とページ内容を一致させる

広告コピーやバナーで訴求している内容と、ページの内容を一致させましょう。もし一致していなければ、ページを訪れたユーザーの期待と合わず離脱につながります。

たとえば、広告コピーやバナーに「今だけ半額!」と書いてあったとします。その場合、ランディングページで紹介されている商品がまったく値下げされていなければ、ユーザーは「広告にだまされた!」と感じるでしょう。結果として、コンバージョンにはつながりにくいです。

ユーザーの期待に応えるためには、商品が今だけ半額になっていることを、ランディングページでも明記する必要があります。できればランディングページの最初にも「いまだけ半額!」のコピーを載せておくと、ユーザーに安心してページを読み進めてもらえるでしょう。

CTAを増やす

ランディングページの直帰率を下げるには、CTAを増やすことも効果的です。CTAとは「Call To Action」の略で、ユーザーの行動を促すためのボタンなどのことです。ランディングページ内の色々な場所にCTAを置くことで、ユーザーは好きなタイミングで、商品の購入などの行動に移れます。

たとえばページの最後にしかCTAがなければ、ユーザーは商品を購入するために、ページを最後までスクロールしなければなりません。するとせっかく「買いたい」という気分が盛り上がっても、その後の文章を読んでいるうちに気分が落ち着いてきて、そのまま離脱してしまうことがあるのです。ページの途中にもCTAを設置すれば、離脱を防ぐ効果が期待できます。

ハードルが低い選択肢を用意する

ハードルが低い選択肢を用意することも、直帰率を下げるために有効です。たとえば、高額な商品を販売するランディングページでは、すぐには購入を決断できないユーザーもいると想像できます。購入の可能性があるユーザーであっても、いったんLPを離脱すると、商品のことを忘れてしまうかもしれません。

そこで「商品の購入」の他に、「メールマガジンへの登録」という選択肢を用意しておく方法があります。すぐには購入を決断できないユーザーでも、無料のメールマガジンであれば、気軽に登録できます。ただしメールマガジンへの登録を訴求しすぎると、その場で購入を決断する人が減ってしまうおそれがあるので注意しましょう。

入力フォームを簡潔にする

ランディングページの直帰率を下げるためには、入力フォームはできるだけ簡潔にしましょう。入力方法が複雑だったり、項目が多過ぎたりすると、ユーザーが入力を面倒に感じて、コンバージョンしない確率が増えるからです。

たとえば、オンラインで視聴する動画を販売するのであれば、ユーザーの住所を尋ねる必要はないでしょう。どうしても入力項目を減らせない場合は、選択肢から選べるようにしたり、記入例を表示したりするなどの工夫をしましょう。ユーザーに「入力が面倒だ」と感じられないようにすることが大切です。

ランディングページの直帰率の改善方法まとめ

今回は、ランディングページの直帰率を改善する方法をお伝えしました。ランディングページの直帰率は、他のページより高くなる傾向があります。直帰率が高いとしても、問題があるとは限らないので、焦らずに改善方法を試していきましょう。

ランディングページの直帰率を改善するには、離脱防止ツールのTETORI(テトリ)を利用するのもおすすめです。離脱しかけたユーザーだけにポップアップを表示させ、メールマガジンへの登録を促せる機能などが搭載されています。興味のある方は、お気軽にご相談ください。