TETORI

TETORI導入事例

「駒澤大学のファンを作る」ことが目標。
伝えたい情報を効率よく伝えることと、
滞在時間の向上に役立っています。

エリア別対応

離脱率改善

受験生サイト

効果的情報発信

受験生に対して伝えたい情報が、効率よくピンポイントで伝えることができていない、という課題があったという武田さん。今は効果的な情報発信ができている実感があると言います。TETORIをどのように活用しているのか、お話を伺いました。

写真 駒澤大学 入学センター 入試広報課 武田享也さま

取材にご協力いただいた方

駒澤大学
入学センター 入試広報課

武田享也 さま

伝えたい情報を、効率よくピンポイントで
伝えることができていない、という課題があった

写真 駒澤大学 入学センター 入試広報課 武田享也さま

どのようなWebサイトを運営されているのでしょうか?

私が所属する部署では、高校生向けの入試広報を行っています。そのなかの一つとして、駒澤大学受験生サイト『KOMAZAWA CHANNEL』(現『think!』)の運営を担当していました。オープンキャンパスや体験授業といったイベントについて、新しい入試制度のお知らせや入試対策講座などの情報を、2か月に1度くらいのペースで発信していました。

TETORIを導入することになった理由は何だったのでしょうか?

サイトを運営していくなかで、学生に対して一番伝えたい情報が、効率よくピンポイントで伝えることができていない、という点を課題に感じていたためです。
例えば、東京で開催する進学イベントの情報なのに、全国の広い範囲に向けた情報発信の方法しかない、といったことがありました。東京近郊に住む学生にとっては有益な情報でも、参加できない地域の学生にとっては邪魔な情報でしかありません。見ている側にとって心地よいWebサイトである必要がありました。

サイトの離脱率改善も課題、アクセスを見るとページの閲覧時間が短い人が多かった

Webサイトの情報が豊富になればなるほど、そのなかに情報が埋もれてしまい、本当に見てほしい情報が相手に届かない、ということですね。

そうですね、その他にも、サイトの離脱率改善も課題でした。アクセスデータを見ると、ページの閲覧時間が短い人が多かったのです。つまり、目的とする情報を見つけられずに離脱しているということです。その分、探し回るほど情報を欲しがっていることは確かなので、目的の情報を提供できればしっかりと読んでくれるはずだと考えました。

TETORIを導入したのが2017年5月からとのこと。約1年経って効果はいかがでしょうか?

効果的に情報発信はできていると思います。ポップアップのクリック率が良いのか悪いのかは、まだ詳細データを精査している最中ではありますが、「クリックはされている」という実感はあります。
とはいえ、導入しても戦略的な使い方、例えば属性にあわせて配信の方法を工夫する、といったようなことはまだ試せていなかったので、今後1年はそのようなことも意識して施策を打ち、どこまで数値が変わってくるかを検証してみたいと思っています。

画像 駒澤大学Webサイト

「何を達成させるのか」という目的を決めてから作っていくべきだと気づいた

新入生が対象だからスパンも1年単位になるわけですね。

そうです。今、掲載している春のオープンキャンパスまでで一度、1年間の集計をして、どのような反応だったのかを分析し、来年度に向けて準備していく予定です。ポップアップは1年で10個から15個は作りましたが、来年はその倍の30個くらいは作りたいですね。もちろん、ただ数を増やすのではなく効果的に出していきたいと思っています。

TETORIの運用で難しいところはありましたか?

操作の難しさはありませんが、「何が正解かはわからない」という点は難しいですね。これは反省点ですが、最初の頃は「ポップアップを出しておけばいいや」という気持ちがありました。でも、やはり「何を達成させるのか」という目的を決めてから作っていかないとダメだと、あとから気づきました。
それに、ABテストも簡単に行えるのに試せていなかったので、今後はABテストも積極的に実施していきたいと考えています。やはり、効果的な情報発信をすることに越したことはありませんからね。

ABテスト以外にやってみたいことはありますか?

駒澤大学には、「見にコマくん」というイベントキャラクターがあります。その「見にコマくん」がポップアップで出てきて「今度、イベントがあるよ」といったことをしゃべらせる、というようにキャラクターを活かした訴求はやってみたいですね。今までと違った切り口で、クリックを誘導させることに取り組んでみたいです。
あと、LINEにも記事をアップしているので、そちらとの連携も効果的に行っていきたいと思っています。

数字で見える楽しさを味わいながら、ユーザーの気持ちに応えられるサイトにしていきたい

写真 駒澤大学 入学センター 入試広報課 武田享也さま

サイトの今後の方向性をどのようにお考えでしょう?

4月にリニューアルをしました。今後は、「駒澤大学のファンを作ろう」を大きな目標としています
実は、残念ながら入学したのに退学してしまう学生が毎年若干名います。それは学生が「駒澤大学に入ってみたけれど、思っていたのと違う」と感じてしまう、いわゆるミスマッチが原因です。そのため、入学前にもっとサイトをよく見てもらって、駒澤大学を深く知ってもらうために役立ててもらえたらと考えています。そうすることで、自分の将来の目標も見えてくると思います。もちろん、駒澤大学を知っていくなかで「思っていたのと違う」と思われることもあるかもしれません。それでも最終的には、「駒澤大学が好きになった」と思ってもらえたらうれしいです。
「誰でも来てください」といったインフォメーションを掲げたサイトではなく、駒澤大学のファンを作るサイトを意識していくつもりです。

サイトが高校生を対象としたものだから、その点の難しさもあるでしょうね。

高校生が進路を決める時期が早まっており、1年生の終わりか、2年生で決める傾向にあります。
しかし、その頃の高校生の多くは自分の進路に対して漠然としている、という状態が大半です。私自身、高校1、2年生の頃は野球ばかりやっていて、大学のことなんか何も考えていませんでした(笑)。そんな、私のような高校生にも進路を考えてもらわなければなりません。そのため、あまり硬すぎないよう、わかりやすい表現をしないといけないところに難しさを感じることはありますね。
リニューアルサイトでも、引き続きTETORIを活用していく予定です。もっと使い込んで、数字で見える楽しさを味わいながら、ユーザーの気持ちに応えられるサイトにしていきたいと思います。

駒澤大学

https://think.komazawa-u.ac.jp/

駒澤大学受験生サイト『think!』では、大学の勉強がどう将来の自分につながるのか、どの学部が自分に合っているのかなど、大学選びに役立つ話しを「色んな学問の大学教授が」教えてくれます。

導入を検討の方へ資料で詳しく説明しています。