TETORI

main
TETORI導入事例
茨城アストロプラネッツ

株式会社 茨城県民球団 広報宣伝部
郷 奈佑美さま
株式会社アイテックプラス 代表取締役
滝江 智さま
TETORIの使いやすさが効率化につながり
一人何役も兼ねる独立リーグ球団の運営を後押し。
スタッフの負担を軽減、ファンサービスも改善して
厳しいシーズンにも明るい兆しが見えた。
興行をメインとするさまざまな業種にとって、2020年はこれまでになく厳しい年となりました。地域に根ざす野球チームである「茨城アストロプラネッツ」も、例に漏れません。この苦境に選手やファンとともに立ち向かい、球団運営に奮闘する郷さんと、Web制作担当として、またオフィシャルスポンサーとして球団を支える滝江さんに、TETORIをどのようにご活用されているかお話を伺いました。
茨城アストロプラネッツ(株式会社 茨城県民球団)

プロ野球の独立リーグ、BCリーグに加盟する球団「茨城アストロプラネッツ」を運営。チーム運営はもちろん、スポンサー営業、広報活動、ファンクラブ運営、グッズの制作販売など、茨城アストロプラネッツに関連するあらゆる業務を手掛けています。

茨城アストロプラネッツ(株式会社 茨城県民球団)
https://www.ibaraki-planets.jp/
株式会社アイテックプラス
https://www.itec-plus.jp/
茨城アストロプラネッツ
お話しを伺った人
茨城アストロプラネッツ
株式会社 茨城県民球団  広報宣伝部
郷 奈佑美さま(左)
株式会社アイテックプラス  代表取締役
滝江 智さま(右)
TETORIは緊急の告知に強く、
スポーツチーム運営向きのツール
茨城アストロプラネッツ
お二人のご担当について教えてください。
郷さん:茨城アストロプラネッツの広報として、TETORIも活用しながらWebサイトやSNSの運営を担当しています。少ない人数で運営している球団ですので、他にも、いわゆる広報の業務にとどまらないさまざまな業務をこなしています。
滝江さん:弊社はチームのオフィシャルスポンサーにもなっているWeb制作会社です。2020年シーズンの公式Webサイトリニューアルを手掛け、現在も運営に携わっています。
基本的なページは弊社で制作していますが、デイリーの更新は球団、つまり郷さんたちに自らやっていただいています。スポンサーとして、結構踏み込んだ部分までお手伝いしていますね。
TETORIはどのような形で活用されているのですか?
郷さん:現在はポップアップの掲出が多いですね。球団ではイベントやオーディション、トライアウトなど期限のある募集が多いのと、急なお知らせも多いので、目につきやすいポップアップで、なるべく多くの方に見ていただけるようにしています。
TETORIに注目したきっかけは?
滝江さん:BCリーグはホームスタジアムが定まっておらず、試合会場が急に変更されたり、雨で突然中止になったりすることもあります。そこで、自分たちで緊急時のお知らせをできるWeb接客ツールのメリットは大きいだろうと。ただ、BCリーグのビジネス規模に対して、Web接客ツールはまだまだ高価なものが多い。そんな中、TETORIはとてもリーズナブルで、なおかつ誰でも使えるということで、おすすめしたのです。
郷さん:TETORIを使えば、トップページはもちろん、別のページから入ってきた方にも「今日の試合は中止」とわかるポップアップを自分たちで出せます。我々がやりやすいだけでなく、ファンにも便利になったと好評です。
TETORI導入にあたって、研修やトレーニングなどはされたのですか?
郷さん:滝江さんに簡単なデモをしていただきました。作っていただいたデータをテンプレートにして使っています。文字を変える、色を選ぶ、写真を変えるといった操作も直感的にできて、一般的なスマホアプリを使いこなせる方だったら簡単に使えると思います。広報部では、私と新入社員の2名でTETORIを運用しているのですが、新入社員も入社当初からスムーズに使えていますよ。
大きなニュースにタイムリーに対応することで、
新規ファンを獲得
茨城アストロプラネッツ
ファンサービスなどで、ポップアップを活用されたことはありますか?
滝江さん:先日、小沼健太投手が日本プロ野球リーグ(NPB)のドラフト会議にかかって、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まったのですが、その際に期間限定の記念グッズを販売しまして。ドラフト会議のことを知らせるニュースページや、小沼選手の情報を載せている選手ページなどに、通販サイトへのリンクがついたポップアップを表示しました。
郷さん:この時は球団のファンはもちろん、マリーンズファンもWebサイトを見に来てくださいました。今まではリピートのお買い物が多かった中、全国各地から新規のお客様のご注文が集まって、過去最高の注文数になりました。大変だった2020年だけに、最後に報われたようでうれしい出来事でしたね。
SNSだと、こうしたお知らせは時間とともに流されてしまいますし、毎日「期間限定」「販売中」と告知するのもちょっと商売っ気が出すぎるというか。そこで、自分からWebサイトを見に来てくださった人に案内できるポップアップがちょうどハマって、売り上げにつながったのかもしれません。
2020年シーズンは感染症対策の影響も大きかったのではないでしょうか。
郷さん:そうですね。Webサイトで言えば、試合ごとのお知らせもある中、感染症対策に関するお願い、例えば「来場前に住所等の登録をしてください」「必ずマスクをしてください」「声を出さないで応援してください」といった内容が加わりました。これを毎回ページ先頭に表示していると他のお知らせが見づらくなってしまいますし、かといってページ下部に表示するとそもそも見ていただけない。そこで「お願い」をまとめたものをポップアップで目につくところに置くようにしました。こうした使い方を想定して導入したものではないのですが、結果的に助けられた形ですね。
ファンからも好評の声をいただいていますし、感染症対策をしながらの試合開催についても、混乱が起きたり、クレームが出たりするようなことがないのは、TETORIで効果的な告知ができているからだと感じます。
誰でもわかるアクセス解析データを
10秒で手渡すことができる
株式会社 トムス ソリューション営業部 共創チーム 伊東 貴弘さま
アクセス解析などの機能もご活用いただいていますか?
郷さん:はい。データの見やすさと手軽さは本当に助かっていますね。定番のツールであってもまだまだ難しいですし、データをまとめる人と閲覧する人、両方が理解していないとデータの見方すらよくわかりません。
TETORIの解析データは誰が見てもわかる言葉でまとめられているので分析しやすいですし、見やすい資料をすぐにダウンロードできます。例えば、営業担当から「スポンサー枠の営業に行きたい」と言われた時も、以前ならCSVデータを開いて、わかりやすいようにレイアウトや文字の大きさ、色などを調整して……と準備に時間がかかっていたのが、今は10秒でPDFをダウンロードして、「今月の解析データです」と手渡せば、専門的な知識がなくてもみんな理解できる。少人数で運営しているので、こういうところが効率化できるのは、私たちだけでなく会社全体の利益になっていると感じます。
分析結果が運営に活かされた例などありましたら、伺いたいです。
郷さん:募集企画の応募状況を分析して、参考にしていますね。例えば応募が少なかったとして、「Webサイトは見られているのに応募が少ない」場合は企画に問題があるわけなので内容を見直しますし、「そもそもWebサイトが見られていない」場合はお客様に情報がうまく伝わっていないので、ポップアップを利用したり、 SNSで再度告知したりと対策のとり方が変わってきます。
今後、TETORIを活かしてやってみたいのはどんなことですか。
郷さん:2021年2月から、チームのファンクラブとは別に選手個人を応援するファンクラブ「推しメンクラブ」を作る予定です。そこで、TETORIを活用したいと思っています。
Webサイトで見られているのはやはり「選手ページ」なんです。そこで選手ページの内容を充実させつつ、ポップアップで推しメンクラブの申し込みへ誘導したり、グッズ販売へ誘導したりしたいですね。
選手の動画制作にも力を入れたいと思っているので、ポップアップにそのままYouTubeの動画を埋め込めるTETORIはここでも活躍するはずです。
チームの課題として、選手一人ひとりの知名度をもっと上げたい。小さな情報でも丁寧に拾って PR していくのは広報の務めなので、来季に向けて、TETORIをフル活用しながら運営を続けていきたいですね。