TETORI

TETORI導入事例

近年、Web集客に注力する企業が増えはじめ、スピーディな施策展開が課題に。
直感的な操作で、アイデアを即座に実行できるTETORIは、まさに探していたツールでした。

CV改善

業務効率化

Webメディア

広告・マーケティング

Web接客をはじめ、デジタルを駆使した見込み客の醸成は、今や多くの企業が取り組んでいます。しかし、中には多機能なツールを導入したことで、思うように使いこなせないという方も多いのではないでしょうか。

注文住宅業界でトップクラスのシェアを誇るFREEDOM株式会社は、Web接客ツールを見直し、TETORIを導入したところ、その効果を実感しています。そんな同社でマーケティング部門をけん引し、現在取締役を務める長谷川様に、TETORIの魅力や実際の活用方法についてお伺いしました。

FREEDOM株式会社 取締役 長谷川 稔さま

取材にご協力いただいた方

FREEDOM株式会社
取締役

長谷川 稔さま

思いついたアイデアを即座に実行できるWeb接客ツールを探していました

FREEDOM株式会社

御社の会社、サービス、業務内容について教えていただけますか

弊社は1995年に創業し、今年で29年目を迎えるデザイン・デザイナーズ住宅に特化した建築設計事務所です。元々は個人の設計事務所として事業をスタートしましたが、現在では関東・東海・関西・九州と全国各地で事業を展開しています。

現在、当社には約230名のスタッフが在籍(2022年8月) しており、設計士だけでも150名が在籍しています。実は、住宅専門の建築設計事務所で、これくらいの規模で運営している企業というのは全国的にも例がありません。

施工数に関しても、一般的な設計事務所では年間10棟程度ですが、当社では年間約400棟 もの施工を手掛けています。

なぜそのようなことができるかといえば、長年にわたってデジタルを駆使したWeb集客に力をいれてきたからというのが大きな理由です。特に住宅業界は、Webマーケティングの部分が他業界に比べて遅れていると感じますが、当社はかなり早い時期から取り組んできました。

例えば、一般的な設計事務所の場合は、展示場を開いて広告宣伝費を掛けてお客様に来ていただき、現地で営業担当者が商談をするといったケースや、ホームページはあるけれど基本的には「待ちの姿勢」であることがほとんどです。

一方、当社の場合はホームページをご覧いただいたお客様から直接お問い合わせをいただくので、効率的に集客できており、実際に年間400棟のご依頼のほとんどがWebからの問い合わせがきっかけとなっています。

FREEDOM株式会社

ホームページの役割、注力している点、課題などを教えていただけますか

ホームページの役割は、検索ユーザーの獲得ですね。特にSEOにはかなり力を入れており、「注文住宅」という検索キーワードでも上位をとれています。

あとは、Web広告やSNS広告で当社のLP(ランディングページ)を見たお客様に、さらに当社への理解を深めてもらうための受け口という役割があります。

現在、ホームページのアクセスは月間平均40万PV、資料請求は月間平均1,500〜2,000件ほどになります。その後、興味関心を持っていただいたお客様は、全国15箇所で展開しているスタジオにWEBで相談予約を行い、直接設計者や住宅ローン・土地探しの専門のコンサルタントと打ち合わせをしていただくといった流れとなっています。

特にホームページで注力しているのは、注文住宅の事例と販売価格をきちんとお客様に伝えることです。というのも、元々注文住宅の業界では価格を表示しないことが多く、商談後の見積もりでしか金額がわからなかったのです。要はブラックボックスだったんですね。

そこで当社は、あえてホームページ上で金額をオープンにしました。するとお客様からは、「設計事務所に依頼する注文住宅って高いイメージがあったけど、意外と安いんだな」と思ってもらえますし、ホームページ上でいくつかの物件を比較検討できるわけです。

お客様も予算イメージがある程度つかめているので、スタジオにお越しいただいたあとは成約までつながりやすくなりますね。

一方、近年では当社以外にもWeb集客に力を入れる企業が増えはじめていますので、スピーディな施策展開に課題を感じていました。例えば、資料請求のCTAを新たに設置したり、CTAのデザインを変更したりする際は、その都度Web制作会社に依頼を掛けなければなりませんでした。

理想は、思いついたアイデアを即座に実行できることだと考えており、そうしたことを実現できるWeb接客ツールを探していましたね。

TETORIはテンプレートがあり、直観的に操作できる、初心者に優しいツールだと感じる

TETORIをどのように知りましたか?またどういった経緯で導入されましたか?

知り合いのベンダーさんからの紹介で知りました。実は、当初は別のWeb接客ツールを導入していたんです。しかし、そのツールが当社の運用規模では持て余してしまってたんですね。

当社の場合はやりたいことが決まっていましたから、色々できることよりも「シンプルで使いやすく、かつリーズナブルに利用できるツール」が自社に合うだろうなと感じていました。

そんなことを考えているときに、TETORIを教えてもらったのですが、まさに当社が求めていたことが実現できるツールだと感じ、すぐに問い合わせをしたのが導入のきっかけです。

機能、UI(使いやすさ)、サポート、実績、金額など導入のポイントになったのはどこでしょうか

使い勝手の部分が特に大きいですね。導入時にお試し利用もさせていただいたのですが、群を抜いて使いやすいと感じました

例えば、テンプレートが備わっていたり、UIが見やすかったりなど、初心者に優しいですね。ITツールが苦手な方でも、直感的に操作しやすいと思います。

私自身、50代ですが、特に説明書などを見なくとも触れているうちに使えるようになったので、とても扱いやすいツールだと感じますね。

担当者の業務内容は多岐に渡るが、TETORI活用で業務効率向上に繋がった

FREEDOM株式会社

どのようにTETORIをご活用いただいているか教えていただけますか

主に、資料請求・スタジオ来場予約・オンライン相談の3つのポップアップを、ホームページ内や当社が運営するオウンドメディア「フリーダムマガジン」内にポップアップを設置しています。

そのほか、当社では見学会を定期的に開催するのですが、エリアごとに広告の出し分けにも活用していますね。TETORIを使えば、広告クリエイティブをすぐに作れるので、新たに広告を打ちたいときや、変更したいときに自社内で容易に行えるようになりました。

シナリオ配信に関しては興味はあるのですが、正直そこまで手が回っていないというのが現状です。ゆくゆくは、サイトを訪問してくださったお客様の属性によって表示を変えるなど、パーソナライズにもチャレンジしたいと考えています。

実際にTETORIを利用されての評価はいかがでしょうか

満足度は非常に高いですね。現状は当社のリソース不足もあり、フル活用しきれていない部分もありますが、当初実現したかったことは、充分に活用できています。

社内での評判も上々で、「使いやすい」と言ってくれていますね。特に当社のマーケティング部門は実質3名と少人数で、一人ひとりの業務内容も多岐に渡りますが、TETORIを導入したことで全体の業務効率向上に繋がっています。

特に、これからマーケティング部門を立ち上げたい企業や、少人数で運営している企業にはTETORIの導入をおすすめしたいですね。

コンバージョン率を把握できたことで、自社の強みを理解するのに役立っている

TETORI導入後の効果はいかがでしたか?

資料請求数は着実に増えており、少なからずTETORIを導入したことが要因であることは間違いありません。TETORIのポップアップ経由で資料請求が発生していますし、TETORIの管理画面でもその数値は読み取れます。

ただし、仮にTETORIがなかったとしても、他のコンバージョンポイントからアクションされたことも想定できるため、直接的にTETORIを導入したことがコンバージョンの純増につながったかといえば、そこの評価は正直難しいところではあります。

その辺りの効果分析を正しくやろうとすると非常に難しいのですが、現状は一定の効果が認められるということで充分満足しています。

一方、副産物的な効果として得られたのが、ページごとに設置しているコンバージョン率を把握できたことです。それらを分析することで、どのページがアクションにつながりやすいかなど、自社の強みを理解するのに役立っています。例えば、現状でいえば「実例ページ」はコンバージョンにつながりやすいので、事例の質を高めていきたいと考えています。

TETORIで取り組む領域を広げていき、お客様の属性やニーズに応じた確度の高いアプローチを行っていきたい

フリーダムマガジン ポップアップ・バー表示例

TETORIに対するご要望や現在の課題などあれば教えていただけますか

当社からの要望は2つあります。1点目は、テンプレートやアイコンの種類をさらに増やしてほしいですね。種類自体は多いのですが、汎用的なものが多く、当社のコンセプトと合わないので、どうしてもHTMLで新たに作成する必要があります。業界に特化したデザインなどがあれば、更に利便性が高くなると感じます。

2点目は、フォーム落ちへの対策ですね。例えば当社の場合、資料請求フォームで途中まで入力を進めてもらうものの、完了しないで離脱してしまう方がいます。やはり完了しないとリードが取れないので、もったいないなと感じていますね。電話番号を入力したタイミング、メールアドレスを入力したタイミングで、その都度お客様の情報が得られれば良いなと感じています。

近年はAIチャットの進化が目覚ましいので、そうした技術も活用していただきながら、より良いサービス開発を期待しています。また、グルービーモバイルさんには、TETORIの機能紹介のご案内だけではなく、「御社でしたらこんな使い方をすると便利ですよ」といったような、一歩踏み込んだ提案までいただけることをぜひ期待しています。

今後の展開(ホームページやTETORIの活用に関して)などあれば教えていただけますか

リソースの問題でまだまだTETORIを使いこなせていない部分があるため、今後はTETORIで取り組む領域を広げていきたいと考えています。

例えば、一度資料請求をしてくださったお客様に次のアクションを促すなどのパーソナライズや、ポップアップを表示させる割合の変更と配信後の分析・検証などです。ユーザーによってクリエイティブを出し分けたり、シナリオを組み替えたりといったことは、ぜひ形にしていきたいですね。

今までは「注文住宅」に興味がある方に対して、広く浅く情報提供をしてきましたが、今後はさらにターゲットを絞り、お客様の属性やニーズに応じた確度の高いアプローチを行っていきたいと考えています。

FREEDOM株式会社

https://freedom.co.jp/

デザイン・デザイナーズ住宅に特化した完全独立系建築設計事務所として、全国展開しています。購入前の土地探しから、住宅プランの作成までワンストップで手掛けており、注文住宅業界では業界トップクラスのシェアを誇ります。

フリーダムマガジン

https://freedom.co.jp/magazine/

導入を検討の方へ資料で詳しく説明しています。