TETORIを導入した直後から購入が増えていき、平均売上額が導入前と比べて850％もアップしました。
Web接客に必要な機能がすべて備わっており、ECサイト運営に欠かせないツールです。

人々の悩みを根本から解決する商品をECサイトにて展開

御社の会社、サービス、業務内容について教えて頂けますか。

弊社は、「暮らしの新しい快適を創る。」をビジョンに掲げ、多くの人が抱えている悩みの根本から問題を解決する全く新しい商品を開発・販売を手掛ける会社です。現在は、主に2つの商品をECサイトを通じて販売しています。

1つ目は、「毎日、洗える、ふとん。」です。

この商品の大きな特徴は、特殊な生地を使っており、水や汚れが中に入らないことです。空気孔がわずか0.005mmなので空気は通しますが、ダニや花粉も通しません。

また、ふとんを3分割にできるため、パーツごとにシャワーでそのまま洗うことができます。汚れを洗い流したあとはバサバサっとすれば5分後には乾きますので、今までのように乾燥機に入れたりクリーニングに出したりする必要がないんです。

クラウドファンディングなどでも話題になり、個人のお客様や法人のお客様からご購入をいただいています。

2つ目は、「ドクターズコスメKhs（キース）」という化粧品の販売を手掛けています。

こちらの商品は、皮膚科専門医と再生医療研究者の共同監修による、「皮膚再生」研究から生まれました。

特徴は、人間の地肌力を高めるため、合成・天然界面活性剤を一切使用していないことです。元々は、肌トラブルにお悩みの方向けに、病院でしか紹介されていませんでしたが、現在ではインターネット限定で一般向けにも販売しています。

実はこの2つの商品は元々は大手商社が扱っていたものなのですが、経営方針の変更によって自社で扱うことが難しくなり、当社が事業譲渡を受ける形で運営しています。

ホームページの役割、注力している点、課題などを教えて頂けますか。

紹介した2つの商品は、現在はどちらもインターネット限定で販売しています。それぞれECサイトがあり、自社内で売上アップに向けたサイト改善やマーケティング施策を展開しています。

事業を始めたばかりのころは、EC以外にもいろいろな広告媒体を試したんです。例えば、「毎日、洗える、ふとん。」に関しては、テレビだったり雑誌だったりといったマスメディアもやりましたね。

テレビは反響が大きいんじゃないかと、ひそかに期待していたんですが、あまり良くありませんでした……。商品のイメージは映像で伝えられるのですが、わずか数十秒のテレビCMでは商品の特徴やメリットまで伝えきるのが難しかったですね。

その失敗から、お客様に商品の魅力をしっかりと理解してもらうには、ランディングページが適していると考え、ECサイト販売に舵を切りました。

以降は、LPO（ランディングページ最適化）をひたすら繰り返しましたね。例えば、バナーのA／Bテストをしたり、ボタンの配置を変えたりなど、2週間単位で結果を見て、分析して、改善するといったことを細かくやりましたね。そうして、少しずつ売上も伸びてきたんですが、思ったほどの成果は得られませんでした。

その後、Web広告会社にも分析してもらったところ、「カートのカゴ落ちが原因ですね」といわれたんです。私自身がネットで買い物するときにあまりカゴ落ちした経験がなかったこともあり、あまりピンと来なかったんですが、よくよく調べたらなんと90％もカゴ落ちしていたことがわかり、「そんなにカゴ落ちするものなの！？」とすごく驚きました。

そういった経緯があり、いかにカゴ落ちを防ぐかが最優先に解決すべき課題となりました。

TETORIをどのように知りましたか？

Web接客ツールを導入しようと、インターネット検索でいろいろなツールを調べていたなかで、ピックアップしたひとつがTETORIでした。

先程も触れましたが、カートのカゴ落ちをどうやって防ぐかが目下の課題でした。とはいえ、カゴ落ち対策としてサイト内のカートの仕様を変えることには抵抗があったんです。カートを変えることでうまくいく保証もないですし、変えたことで余計に悪い結果につながってしまうのではないかといった不安もありましたね。

そこで、「今のカートを使いながら他にできることがないか？」と考え、いろいろな情報を集めている中で、Web接客ツールという存在を知りました。一口にWeb接客ツールと言っても多種多様でしたが、いくつかピックアップした中のひとつがTETORIでした。

Web接客、Webサイトのパーソナライズについてはご存知でしたか？

そうですね。最近ですと、よくチャットボットを導入しているサイトも見ますし、当社でも「ドクターズコスメKhs」の方で離脱POPを使っていました。ただし、それらはあくまで単独の施策だと捉えていて、総称してWeb接客と呼ぶことは知らなかったですね。

それで、Web接客について色々調べていくうちに、チャットボットや離脱POPしかり、EFO（入力フォーム最適化）、パーソナライズなど、当社のサイトでもさらにやれることがありそうだなと感じました。

Web接客に関連した機能がTETORI一つで網羅されていることが魅力

TETORIを導入していただいた経緯を教えて頂けますか。

いくつかのWeb接客ツールを比較検討しましたが、単体のサービスとして展開されているものがほとんどでした。例えば、チャットボットだけ、パーソナライズだけといった形ですね。一方、TETORIはWeb接客に関連した機能が包括されていて、すごく魅力的でした。

また、費用面に関しても手を出しやすい価格帯でしたので、「まずは試してみようか」といった気持ちで、問い合わせをしたという経緯です。

機能、UI（使いやすさ）、サポート、実績、金額など導入のポイントになったのはどこでしょうか。

先程も触れたとおりWeb接客に関連した機能が充実している点が大きかったですね。カゴ落ちを防ぐという明確な課題があった中で、TETORIではフォームや離脱POP、チャットボットまで使えるといったようにWeb接客ツールとしての総合力の高さが導入の決め手となりました。

ほかには、分析ツールが充実している点も魅力でしたね。私自身、会社を立ち上げる前は会社員として営業をしていたのですが、セールスプロセスごとにKPIを立てて検証と改善を繰り返しながら成果を出していたので、現在のECサイト運営においても分析をとても大切にしているんです。

ここまで機能が充実しているのに、導入費用や月々の費用もそこまで高くないので、すごく魅力的でしたし、ほぼTETORI一択でしたね。

導入前と比較してCVRが約330%アップ、売上については約850%アップ

どのようにTETORIをご活用頂いているか教えて頂けますか。

「毎日、洗える、ふとん。」の方では、クーポンPOPをよく使っています。TETORIを導入するまでは、クーポンコードをコピーして、クリップボードに載せたままカートに行ってもらう必要がありました。すると、お客様によってはクーポンコードをコピーし忘れてしまい、再度もとの画面に戻らないといけないなど手間が発生していました。

一方、TETORIのクーポンPOPを使うと、カートの画面にまで付いてくるので、いつでもクーポンコードを取得することができます。また、カート画面上に「現在 16人が購入を検討しています」といったような表示や、「アマゾンにも楽天にもありません」といった表示をさせています。このように、タイミングにあわせて伝えたいことを出し分けられるのが便利ですね。

クリエイティブ例や施策の紹介

「アマゾンにも楽天にもありません」といった表示をさせています。

また、「ドクターズコスメKhs」に関しては、CVを獲得し切れなかったお客様に対して、離脱POPを表示させています。そこから無料サンプルのご案内につなげ、チャンスロスを減らす流れを作っています。

クリエイティブ例や施策の紹介

CVを獲得し切れなかったお客様に対して、離脱POPを表示させています。

実際にTETORIを利用されての評価はいかがでしょうか。

導入して感じたのはサポート面が非常に手厚いことですね。特に、導入直後のオリエンテーションでは、操作画面の使い方や機能について一つひとつ丁寧に説明してもらったので、使い方に迷うことはほぼありませんでしたね。

当社のやりたいことだったり、課題に感じていたりすることに対して、「◯◯機能を活用すると良いのではないか」「こういう使い方ができる」といったようなところまで踏み込んで提案までしてくれたのが非常に頼もしかったです。

また、グループチャットを組んでいるので、疑問や相談があれば気軽に連絡ができますし、連絡を入れると短時間ですごくわかりやすい回答が返ってきます。数あるSaaS系のサービスの中でも、ここまで手厚く対応してくれる会社はそうそうないと思いますね。

TETORI導入後の効果はいかがでしたか？

定量面に関しては売上アップに繋がった点が大きかったですね。具体的には、「毎日、洗える、ふとん。」の方で、CVRが約330%アップ、売上については約850%アップと劇的に上昇しました。

大きな要因としては、TETORIを導入してクーポンPOPなどを展開したことで、カゴ落ち9割だったのが7割に下がったことです。導入してすぐに購入数が増えたので、目に見える効果に我々もびっくりしましたね。

定性面に関しては、Web接客を内製化できたことです。TETORIを導入する以前は、外部業者に離脱POPの設定や運用をお任せしていたため、何か変更を加えるときも連絡をしなければなりませんでした。そうなると対応にタイムラグが生じたり、やり取りの工数が増えたりするので、手間に感じていました。Web接客に関することを、社内で完結できるようになったことは非常に良かったですね。

また、TETORIは分析機能も充実しているので、実施した施策の効果検証がしやすい点も魅力です。例えば、「リアルタイム分析機能」を活用することで、現在お客様がサイト内で見ている情報を見ることができます。これにより、現在サイトに訪れているユーザーが、どのページからどのページに遷移しているかがリアルタイムで把握できるのでとても重宝しています。

ビジョンの実現に向け、課題解決を支援してくれるサポートを期待

TETORIに対するご要望や現在の課題などあれば教えて頂けますか。

TETORIの機能面であったり、グルービーモバイルさんの対応力には非常に満足しております。実際に成果にもつながっていますので、引き続きTETORIをフル活用させていただきます。

また、グルービーモバイルさんとお付き合いしてから、まだ3ヵ月ほど（2024年10月時点）ですが、この短い期間の中でも「新しいサービスをはじめました」といったご案内をいただくこともあり、すごいペースで開発を進めているんだなと感心しました。

そういった意味では、我々が課題として感じていることを積極的にお伝えし、さらに良いサービスの開発や改良につなげていただけたらと非常に期待しています。

今後の展開（ホームページやTETORIの活用に関して）などあれば教えて頂けますか。

まずは、事業としてしっかり売上を増やしていくことが第一ですね。その先に、顧客サービスの拡充であったり、新しい施策の展開などいろいろなことにチャレンジしていきたいと考えています。

したがって、グルービーモバイルさんには、TETORIをはじめとしたソリューションを通じて、我々がやりたいことや抱えている課題に対してサポートしてくれる存在であり続けてほしいなと感じています。